2019年07月30日

ジョン・ポール2世


気がついたら前回更新から一月以上が経ってました。
歳を取ると、恐ろしいスピードで時間が進んでいきます……。

さて、カタカナ語の話の続きを。今回は、人名についてです。

固有名詞である人名は不変というか、どの言語で話していても同じだと思われがちですが、日本語表記と英語表記では別の名前に感じるくらい発音が異なることがあります。

私がもっとも驚いたのが、ヨハネ・パウロ2世 前教皇でしょうか。もう2〜30年ほど前のことですが、英字新聞の記事でJohn Paul IIと書かれているのを見て衝撃を受けたことを覚えています。

ヨハネがJohnで、パウロがPaulというのは、かなり印象が異なりますよね。

この他にも、聖書に出てくる名前は、英語表記が日本語からは思いつかないものが多いです。

主なものをあげてみます。

ペトロ → Peter
マルコ → Mark
ヤコブ(十二使徒の一人) → James
※旧約聖書のヤコブはJacob。

マタイ → Matthew
ユダ → Judas


そう言えば、もう慣れてしまって気にならないですが、よく考えればイエス・キリストも英語ではJesus Christなんで、日本語と英語ではかなり発音が異なりますよね。

というわけで、もし英語で聖書の話をする場合は、登場人物の名前をあらかじめ調べておいたほうがいいかもしれません。


posted by blog at 11:59| 英語関連

2019年06月20日

遅いジャンプ?

引き続きカタカナ語の話を。


何回か前の冬季オリンピックで、ペアスケーティングの中継を見ているときのこと。男性が女性を投げ上げてジャンプさせるシーンで、実況アナウンサーが「ここでスロージャンプ。決まった!」みたいなことを言ったんですが、それを聞いた瞬間「slow jumpって何?」と思ったんです。


もちろん、この「スロージャンプ」は英語ではthrow jumpなのですが、日本語の「ス」は音としては/θu/ではなく/su/ですし、「ロ」はローマ字としてはroでも、日本語のラ行ってRというよりもL寄りです。そのため、勝手にslow jumpだと思い込んだんですね。


それに気が付かず、しばらくの間「遅いジャンプって何やろ」と悩んでました。空中にジャンプするのに遅い早いがあるのかと。「その割にはシャッと投げて、ギュルギュルと回転してたけどな〜」なんてのんきなことを考えていたのですが、翌日の英字新聞か何かで、ホントは"throw jump"だったと知った時は衝撃的でしたね〜。「そっちか!」みたいな。そっちも何も最初からこっちなのですが(笑)。


これを知った時、日本語を学んでいたアメリカ人の同僚が「日本語のカタカナ語は難しい」と言っていたのを思い出しました。その時は、そんなもんかなと漠然と思っていたのですが、ようやくその気持ちが実感できました。


立場を逆にすると、もとは日本語だけど、英語に取り入れられたときに発音が変わってしまうということですね。


例えば、/kæ̀rəóuki/「キャリオゥキ」と英語で言われても、カラオケとは気が付かないとかですか。そういえば、初めてkaraokeという言葉をネイティブが使っているのを聞いた時、一瞬、とまどったのを覚えてます。カタカナ語はもっと発音が変わってしまっているのでそれ以上にネイティブを戸惑わせるのかもしれませんね。


まだネタが残ってるんで、もうちょっと続きますw。

posted by blog at 11:02| 英語関連

2019年06月16日

ヘボンさん

日本語のカタカナ語って基本は外来語ですが、元の言語では思ってもみない言葉だったりします。



私にとって衝撃的だったのがヘボン式ローマ字の「ヘボン」。



子供の頃から、たぶん考えた人の名前なんだろうと漠然と思っていたのですが、あるとき、ふと調べてみたら



James Curtis Hepburn



でした。Hepburnが「ヘボン」!「ヘップバーン」じゃない。Audrey Hepburnがオードリー・ヘップバーンなのに。40年ぐらい気が付かなかったことにショックでありました。思わず「無知ってすげえ!」と自分で感心してしまったほどです。



ただ、実際の発音としてはHepburnは「ヘボン」と聞こえるので、その点は納得できますね。

white shirtが「ワイシャツ」とか、メリケン粉の「メリケン」がAmericanの発音から来ているのと同じです。



とはいえ、同じ名前なのにカタカナ表記がこれだけ異なるというのも面白い話です。「ヘップバーン」が「ヘプバーン」と書かれることがあるぐらいは理解できるのですけど。



もちろん、いまさらどちらかに統一して「オードリー・ヘボン」とか「ヘップバーン式ローマ字」とか言われても「誰やそれ?」となってしまいますが(笑)。



この他にもまだいくつかあるので 次もこの話で。

posted by blog at 10:31| 英語関連