2022年03月04日

Kia Ora


昨年、コロナ関連のニュースでニュージーランドのArdern首相の記者会見をBBCか何かで見る機会があり、ニュージーランド英語に興味を持ちました。そこで、ポッドキャストを探して、数ヶ月ほど前からRNZ(Radio New Zealand)の"Rural News"と"Country life"という番組を聞いています。両方とも農業とか農家に関わるトピックがメインです。

あまり深くニュージーランドのことは知らないので、英語そのものだけでなく内容も興味深く聞いているのですが、しばらくすると、「キヨーラ」っぽく聞こえるフレーズが何度も出てくることに気が付きました。たぶん使われ方からして、"Hi"みたいな挨拶の表現だと思ったものの、何か分からず。というより、そもそも英語っぽくないので、もしかしたら先住民の言葉かと思って調べてみたら、そうでした。ニュージーランドの先住民族マオリの言語で

Kia Ora

らしいです。

英語版Wikipediaによると、直訳は"have life"とか"be healthy"になるそうで、"hi"とか"hello"、"goodbye"として、またはお礼を言うのにも使われるそうです。なるほど、勉強になります。

そういえば、日本語で「どうも」も似たような使い方をしますよね。それに、イギリス英語でも"cheers"といえば、「乾杯」の他に、goodbyeとthank youの代わりにも使いますし、一つの言い方で複数の意味がある挨拶表現というのは、珍しくないのかもしれません。

あと、Kia Oraが「キヨーラ」とyの音が聞こえるのは、母音が続くと起こる現象です。
たとえば、

I am

を発音すると、アイアムではなく、アイェヤムっぽく微かにyの音が入ります。

それで思い出したのですが、今から30年ほど前、イギリスに語学留学中に、授業で先生が生徒一人ずつに

I am

と発音させたことがありました。

最初は、なんでそんなことをやっているのか分からなかったのですが、Iとamの間にちゃんとyの音が入っているか確認したそうです。私はそのチェックに通ったのですが、先生に言われるまでyの音を入れているという自覚は全くありませんでしたので、とても不思議な感じでしたね。
留学最初のオリエンテーションで、「発音については、ここに住んで生活しているとうまくなるから気にしなくてもいい」みたいなことを言われたのですが、個々の単語の発音だけでなく、こういうのも知らないうちにうまくなるのかと納得したのを今でも覚えています。

posted by blog at 13:56| 英語関連

2022年02月25日

走馬灯


昨日、Yahooニュースで、死ぬ間際に見ると言われる人生の走馬灯についての記事が掲載されていました。

『死の間際の「走馬灯」、実在の可能性 脳波が示唆=カナダ研究』BBC

BBCの翻訳記事だったので、脚注にあった元記事

"Life may actually flash before our eyes on death"

を検索してBBCのサイトに行き読んでみました。内容については上記の記事をお読みいただくとして、ここでは、走馬灯の英語について書きたいと思います。

記事のタイトルにあるように、「走馬灯が流れる」は

My life flashed before(またはpast) my eyes
「私の頭に自分の人生が走馬灯が駆け巡った」

などということが多いようです。

flashには「(映像などが)ぱっと浮かぶ」という意味がありまして、直訳すると

「自分の人生が目の前にパッと浮かんだ」

という感じでしょうか。

日本語でもフラッシュバックという語があるので、flashの意味は気づきやすいかもしれません。ちなみに、この「フラッシュバック」は英語でもflash backという動詞句、あるいは一語にまとめてflashbackという名詞です。

I still have flashbacks of the car accident.
私は今だにその交通事故のフラッシュバックが起こる。


記事自体も面白かったので、興味のある方は上記のタイトルをググッていただくと、BBCのサイトで日英両方の記事を読めると思います。

posted by blog at 12:36| 英語関連

2022年02月16日

クロスワード3とバレンタインデー


またまたクロスワードの話です。

2月13日掲載のクロスワードを解いていると、なぜか

Rose parts

というカギが何度も出てきているのに気が付きました。数えてみると、全部で5つ。おまけに

Rose color

というカギまで。1つのクロスワードで同じカギがこれほど出てくるのはこれまでなかったので、なんでやと思っていたら、気が付きました。バレンタインだったからですね。

Flower partsではなく、Rose partsと書かれていることから、バラ特有の部位だと思ったのですが、トゲ(thorns)しか思いつかない……と思って解いてみると、花びら(petals)やら、雄しべ(stamens)やら、普通の花にもある部位でした。カギをroseに揃えたかったのでしょう。

ちなみに、このバレンタインデー。日本ではチョコレートを送るのがメインですが、欧米ではカードや、花、その他の贈り物もよく送るようです。あと、女性からだけでなく男性からもですね。

wikipediaの英語版でValentine's Dayを調べてみると、各国の習慣が掲載されてます。その中で日本の欄では、

女性だけが男性にチョコレートを送る習慣は、おそらくチョコレート会社の重役による誤訳を起源としている

と書かれていて、へえっと思いました。そうだったんですね〜。

また、

多くの女性は、バレンタインデーが休日である日曜日に重ならない限り、男性の同僚全員にチョコレートを贈らなければならないと感じている。

とも書かれていまして、これは、言われてみたらなるほどと思うのですが、改めて英文で書かれているものを見ると、なかなか興味深いというか、何か申し訳ない気持ちになりますね……。

加えて、義理チョコ、本命チョコ、友チョコのカテゴリーについても解説がなされており、これは日本独特だと思うので、他国から見ると珍しいのだと思います。

さらに面白かったのはコレ。

人望のない同僚は安物の「超義理チョコ」しか受け取れない

うわぁ(笑)。
いや、でも「超義理」まであるんですね、知りませんでした。英文記事で日本の習慣を知るというのも、面白い経験であります。ちなみに、「超義理」の部分は"ultra-obligatory"と訳されていて、ちょっと笑いました。贈る側の嫌々感がにじみ出ていますよね。私も、スタッフや受講生の方からチョコレートをいただくことがあるのですが、「義理」の前に「超」がついていないことを祈るばかりであります、はは……。




posted by blog at 13:06| 英語関連