2022年05月04日

Star Wars Day

今日The Japan Newsで連載中の4コママンガを読んでいると、主人公の子供がおじいちゃんに"May the fourth be with you"と言って、5月4日はStar Wars Dayだと説明するシーンがありました。

5月4日がスター・ウォーズの日とは知らなかったのですが、もしかして、劇中で相手の無事や健闘を祈る際に使われる有名なセリフ、"May the force be with you"「フォースとともにあらんことを」のpun「ダジャレ、言葉遊び」なのかなと思って調べてみたら、やっぱりそうでした。forceの代わりに、4日を指すfourthにして、助動詞のmayを5月のMayと読み替えてるんですね。forceとfourthは発音が似てますし。なるほど〜。寡聞にして知りませんでした。ファンの間ではかなり有名なようです。

ちなみに、助動詞のMayは疑問文の順番に倒置させることによって、神様にお願いする祈祷文の働きをすることがあります。これが使われているんですね。

私はどちらかというと、スター・トレックのファンで、スター・ウォーズは最初の三部作を見ただけなのですが、友人にスター・ウォーズの熱心なファンがいるので今度聞いてみたいと思います。

スター・トレックとスター・ウォーズはどちらも世界的に有名な作品ですが、SFに興味のない方にはあまり区別がつかないようです。今回のマンガでも、おじいちゃんは、孫に教えてもらった上記のセリフを別の人に言うのですが、"Live long and prosper"というスタートレックで超有名なバルカン人式挨拶も一緒くたにして、仕草までバルカン人に似せて(相手に手のひらを向け、人差し指と中指、薬指と小指をくっつけたまま、中指と薬指をVの字に離した状態にする)で言ってしまうというのがオチになっています。知らない人には同じように見えてしまうんでしょうね。

なお、このマンガはいくつかのサイトで配信しているようです。実際にご覧になりたい方はググってみてください。

The Brilliant Mind of Edison Lee
By John Hambrock

私自身は、これまで4コママンガはCalvin and Hobbesしか読んでなかったのですが、Wikipediaで調べてみて「10歳の科学好き天才少年がアメリカの経済や政治をネタにする」という背景というかストーリーが面白そうだったので、明日からはこの作品も読もうと思います。


posted by blog at 15:51| 英語関連

2022年05月02日

Bosch 最終シーズン

遅ればせながらBoschのシーズン7を一気に見ました。

去年から公開されていたものの、なかなか見る機会というか、絶対に一気見してまとまった時間を持っていかれそうで先延ばしにしてたんですよね。たまたま気が向いて1話を見たら、やっぱり面白くて後はノンストップでした。

以下、ちょっぴりネタバレを含みます。

最後は最終シーズン最終話らしい終わり方というか、あぁ、終わった……という寂寥感溢れたエンディングでしたが、wikipediaを見るとなにやらSpin-offができるそうで、「でも、他のキャラが主人公になるんでしょ」と思いつつ、記事を読み進めると、どうやら主人公のHarry本人と娘、さらにはHarryの敵でもあり時々共闘もした弁護士Honey Chandlerがメインになりそうとか。しかも、今週水曜日5月6日に配信開始とか。え、なにこれ、嬉しすぎる。待たなくていい分、先延ばしにしてよかったかもです(笑)。

これまで、spin-offといえば、

●Inspector Morse 「主任警部モース」(邦題)

Lewis 「オックスフォードミステリー ルイス警部」
Endeavour 「刑事モース〜オックスフォード事件簿〜」

●JAG 「犯罪捜査官ネイビーファイル」

NCIS  「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」

NCIS: Los Angeles
NCIS: New Orleans
NCIS: Hawaiʻi
NCIS: Sydney.

●Bones

The Finder 「ザ・ファインダー 千里眼を持つ男」

みたいに、もともといたサブキャラを主人公にして新たなシリーズを作ったり、シーズン途中のCrossover episode(ある作品の登場人物が別の作品に出演する話)で、Spin-offの新主人公たちを顔見世で出演させて、その後Spin-offの放送開始という流れだったりがパターンだと思ってたのですが、同じ主人公がそのまま主人公になるということもあるんですね。確かに、Endeavour(イギリス英語なのでスペルにuが入ります)では、オリジナルシリーズの主人公Morseが主人公ですが、若き日々の前日譚ですし。

なんにせよ、これからも続きが見られそうということで、ファンにとってはうれしい知らせです。
Amazonで配信だと、全エピソード一気に公開されるのかな。これはなんとしても時間を空けておかなくては。

あ、あと、余談です。Inspector Morseの話を書いてて思いつきました。
ちょっと前に、「ヘボン式ローマ字」の「ヘボン」は考案者のHepburnさんから来ており、女優のAudrey Hepburnは同じ苗字でも「ヘップバーン」と表記されるという話を書きました。

実は、Morseという名前は、Morse code「モールス信号」を考案したMorseさんと同じ苗字です。だけど、ドラマの邦題は「モース警部」です。Morseの発音自体は「モース」に近いので、そちらに合わせたのでしょうか。「モールス警部」だとちょっと印象が変わりますね。


というわけで、Boschのスピンオフ"Bosch: Legacy"、楽しみです。
また視聴したら感想を書きたいと思います!

posted by blog at 13:27| 英語関連

2022年03月16日

「だよね」とDay One


タイトルだけで何の話か分かった方は素晴らしいです(笑)

家族と話している時にふと、「昔、『だよね』っていう歌なかった?」という話になりました。

たしか、25〜30年くらい前だったと思いますが、「だよね〜」というフレーズが何度も出てくるヒップホップ系の曲です。当時、かなり流行したのを覚えています。

それで、携帯で検索しようとGoogleに入力してみたら、カナ入力にするのを忘れてアルファベットのまま"dayone"と入れてしまいました。

「まあ、いいか。コレでも出てくるやろ」と思って、そのまま検索したら、なぜか"Day One"という名前のアプリやらジャーナルやら、辞書サイトの"Day one"の日本語訳やらがワラワラと表示されまして、一瞬「は?」と固まってしまいました。

「なんでや……」と思いましたが、よく見たら、Day Oneって、スペルが「だよね」のローマ字dayoneと全く同じなんですね。いやあ、50年以上生きてきて、初めて認識しました。何かすごいショック(笑)。

きっと、Googleが気を利かせて、yとoの間にスペース入れて調べてくれたんですね〜。

それにしても、dayoneとDay oneのスペルが同じって、よく考えれば当たり前ですけど、日本語を入力しているというつもりだとすぐには気が付かないって、思い込みってすごいです。everydayとevery dayの品詞と意味が違うって気がつくほうが簡単かも……。(everydayは「毎日の、日常の」という意味の形容詞です)

これで思い出しましたが、以前海外ドラマを見ているときに、知らないうちに主音声の日本語吹き替えで再生したことがありました。普段は副音声で聞いているので、そのときもいつも通り英語を聞いているつもりだったのですが、なぜかちっとも理解できない。「え、あれ、なんで理解できひんの……?」と焦っていると、しばらくしてようやくそれが日本語音声であることに気が付きました。たぶん10秒前後のことだと思うのですが、それでも、母国語を聞いているのに認識できないって、思い込みってすごいと思いました。

dayoneとDay oneも、これとちょっと似てて、久しぶりに英語と日本語に関わる思い込みの怖さを経験できてよかったです(笑)。




posted by blog at 21:03| 英語関連