2022年03月19日
Monthly Student Report
こっそり学校のサイトをリニューアルしましたが、お気づきになりましたでしょうか。
お目にかかったことのない方には、初めましてですね。
以前の受講生の方は、どうもお久しぶりです。
さて、すでにサイトでもお伝えしていますが、今月から受講生の方に月間受講レポートをお送りします。これは、語彙・読解・文法・リスニング・英作文など分野ごとに、習得の度合いや私が気づいたご本人の傾向や弱点などを分析し、今後の対策や練習法も含めつつ、詳細にご説明するものです。
もともとはお子さんの様子や進捗が知りたいという、大学受験コース生の保護者の方にお送りしていたものでした。それ以外のコースについては、レッスン中に直接お伝えしていましたが、紙に書いてお渡ししたほうが適宜見直していただけるのでいいかも思った次第です。
分量はA4の用紙1〜2ページ程度です。いっぱい書くことがあるときは、紙3枚になるときもあります、はは。
こういった機会がないと、自分の英語力について客観的な評価を知ることはあまりないとおもいますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
すでに受講中の方も順次お送りしていく予定です。どうぞ、お楽しみに!
posted by blog at 18:24| レッスン
2022年03月16日
「だよね」とDay One
タイトルだけで何の話か分かった方は素晴らしいです(笑)
家族と話している時にふと、「昔、『だよね』っていう歌なかった?」という話になりました。
たしか、25〜30年くらい前だったと思いますが、「だよね〜」というフレーズが何度も出てくるヒップホップ系の曲です。当時、かなり流行したのを覚えています。
それで、携帯で検索しようとGoogleに入力してみたら、カナ入力にするのを忘れてアルファベットのまま"dayone"と入れてしまいました。
「まあ、いいか。コレでも出てくるやろ」と思って、そのまま検索したら、なぜか"Day One"という名前のアプリやらジャーナルやら、辞書サイトの"Day one"の日本語訳やらがワラワラと表示されまして、一瞬「は?」と固まってしまいました。
「なんでや……」と思いましたが、よく見たら、Day Oneって、スペルが「だよね」のローマ字dayoneと全く同じなんですね。いやあ、50年以上生きてきて、初めて認識しました。何かすごいショック(笑)。
きっと、Googleが気を利かせて、yとoの間にスペース入れて調べてくれたんですね〜。
それにしても、dayoneとDay oneのスペルが同じって、よく考えれば当たり前ですけど、日本語を入力しているというつもりだとすぐには気が付かないって、思い込みってすごいです。everydayとevery dayの品詞と意味が違うって気がつくほうが簡単かも……。(everydayは「毎日の、日常の」という意味の形容詞です)
これで思い出しましたが、以前海外ドラマを見ているときに、知らないうちに主音声の日本語吹き替えで再生したことがありました。普段は副音声で聞いているので、そのときもいつも通り英語を聞いているつもりだったのですが、なぜかちっとも理解できない。「え、あれ、なんで理解できひんの……?」と焦っていると、しばらくしてようやくそれが日本語音声であることに気が付きました。たぶん10秒前後のことだと思うのですが、それでも、母国語を聞いているのに認識できないって、思い込みってすごいと思いました。
dayoneとDay oneも、これとちょっと似てて、久しぶりに英語と日本語に関わる思い込みの怖さを経験できてよかったです(笑)。
posted by blog at 21:03| 英語関連
2022年03月04日
Kia Ora
昨年、コロナ関連のニュースでニュージーランドのArdern首相の記者会見をBBCか何かで見る機会があり、ニュージーランド英語に興味を持ちました。そこで、ポッドキャストを探して、数ヶ月ほど前からRNZ(Radio New Zealand)の"Rural News"と"Country life"という番組を聞いています。両方とも農業とか農家に関わるトピックがメインです。
あまり深くニュージーランドのことは知らないので、英語そのものだけでなく内容も興味深く聞いているのですが、しばらくすると、「キヨーラ」っぽく聞こえるフレーズが何度も出てくることに気が付きました。たぶん使われ方からして、"Hi"みたいな挨拶の表現だと思ったものの、何か分からず。というより、そもそも英語っぽくないので、もしかしたら先住民の言葉かと思って調べてみたら、そうでした。ニュージーランドの先住民族マオリの言語で
Kia Ora
らしいです。
英語版Wikipediaによると、直訳は"have life"とか"be healthy"になるそうで、"hi"とか"hello"、"goodbye"として、またはお礼を言うのにも使われるそうです。なるほど、勉強になります。
そういえば、日本語で「どうも」も似たような使い方をしますよね。それに、イギリス英語でも"cheers"といえば、「乾杯」の他に、goodbyeとthank youの代わりにも使いますし、一つの言い方で複数の意味がある挨拶表現というのは、珍しくないのかもしれません。
あと、Kia Oraが「キヨーラ」とyの音が聞こえるのは、母音が続くと起こる現象です。
たとえば、
I am
を発音すると、アイアムではなく、アイェヤムっぽく微かにyの音が入ります。
それで思い出したのですが、今から30年ほど前、イギリスに語学留学中に、授業で先生が生徒一人ずつに
I am
と発音させたことがありました。
最初は、なんでそんなことをやっているのか分からなかったのですが、Iとamの間にちゃんとyの音が入っているか確認したそうです。私はそのチェックに通ったのですが、先生に言われるまでyの音を入れているという自覚は全くありませんでしたので、とても不思議な感じでしたね。
留学最初のオリエンテーションで、「発音については、ここに住んで生活しているとうまくなるから気にしなくてもいい」みたいなことを言われたのですが、個々の単語の発音だけでなく、こういうのも知らないうちにうまくなるのかと納得したのを今でも覚えています。
posted by blog at 13:56| 英語関連