2021年07月28日

フレイ トライン


車で学校への通勤途中、たまたま大きなコンテナを積んだ輸送トラックの後ろにつけました。

書かれていた文字が目に入り、なんとなしに読むとカタカナで「フレイ トライン」との表示。
たぶん社名の一部で、おそらく英語から持ってきたのだろうとは思ったのですが、どの単語のことなのかすぐには分からず「?」が頭に浮かびます。

カタカナで「フレイ」と書きそうなのはfray「口論、争い」「(服などが)ほつれる」ですが、そんなの社名にするわけないですし(笑)、あとは確か、神話でFreyっていう神様がいたような気がしますが、それもちょっと確信が持てず。

そして、なによりも『「トライン」って何?っていうか、そんな単語あったっけ?』みたいな感じで悩みながらしばらく走っていると、ふと思いつきました。

もしかして、「フレイ トライン」ではなくて「フレイト ライン」か!

それならfreight lineってことで、freight「貨物輸送」とline「航路、輸送会社」ですから、そのまんまですね。分かってみると普通の名前でした。

それにしても、「フレイト ライン」と書いてくれていればすぐに分かるのに、なんで「フレイ トライン」って、変なところにスペースが入っているのかと思って、信号で停まった時に目を凝らしてみると、「フレイ」と「トライン」の間に何やら装置の出っ張りがあり、それを避けて印字していたようでした。
なるほど、そういうことでしたか。

そして、ちょうど交差点に差し掛かるところでそれが分かって、スッキリした気分でトラックと別の道に別れたのでした。思いつかなかったら、メモって後で調べようと思っていたので、分かってよかったです。

posted by blog at 13:41| 英語関連

2021年07月19日

表情は大事


ある日のオンラインレッスンのお話です。
受講生が、画面が真っ暗のまま入室したことがありました。

ビデオをオフにしているのかなと思いましたが、ステータス表示では向こうの映像はオンになっているので、不思議に思って尋ねてみると、なんとipadを床に落としてカメラが壊れてしまったとか。しかも、携帯も不調で、それを使って代用にするのも無理でした。とりあえず音声は問題なく、私の顔やホワイトボードはちゃんと見えているということで、その回は音声だけで授業を行うことに。

顔を見ないでレッスンするのは初めてだったのですが、これが予想以上にやりにくく、ちょっと驚きでした。1対多数ならまだマシだったかもですが、1対1のレッスンは相手の反応や様子に合わせて授業をするので、沈黙になった時表情が見えないと、メモを取っているのか、それとも理解できなくて悩んでいるのか、あるいはボーッとしているのか(笑)が掴みきれないんですね。オンラインだと気配も感じ取れないですし。それに、英文を読んでいるときの視線の動きも分からないので、戻り読みしてそうとか、どの語に注目してそうなのかとかも把握できないので、なかなかもどかしいものがありました。

ちなみに、私のレッスンでは2台目のカメラを使って手元を映してもらうことにしています。これによって、例えば英文を訳している時に、指の動きを見れば、頭の中でどんな処理をしているのかとかが分かりますし、長文で「この問題の答えとなる箇所はどこにありますか」と尋ねた時に、答えを見つけるためにどのあたりを探しているのかが分かります。また、英文で句や節がどこで切れるのかも指差してもらえば済むので、こちらもないとかなり不便です。

というわけで、受講生の言葉からだけでなく、ちょっとした仕草や視線からいろんな情報を得ていることを、再認識した出来事でした。

結局、この受講生のiPadは修理に2週間かかり、もう一回ビデオなしでレッスンしましたが、ようやく修理できて通常のレッスンに戻りました。よかったです。

posted by blog at 10:50| レッスン