2020年02月24日

mouseの複数形?


先日、原稿執筆中に、man→menなど、特殊な複数形になる名詞の一覧を書いているときのこと。

その一つとしてmouse→miceと書いたのですが、ふと疑問が心に浮かびました。

そう言えば、パソコンのマウスは複数形ってなんやろ?


いや、筋はmiceなんでしょうけど、どうもしっくりこない。
miceと聞くと、すっごく違和感があるというか、頭の中に複数のネズミしか浮かばないんですよね。

でも、だからといって、mousesにするのも、めちゃくちゃ座りが悪い。

というわけで、私の第一感は「どっちもイヤ」でした(笑)。

とはいうものの、実際はどちらかを選ばないといけないわけで、自分ならどちらを言うかを考えても、なかなか悩みます。miceはネズミのイメージが強すぎますし、mousesは、マウスをデバイスの一つとして考えればいけるかもしれないですけど、これはこれで違和感があります。

どこまで考えても悩みますが、最終的にはやむを得ずmousesっていうかも、いや、でも……。

ときりがないので、辞書で調べてみたら、

ウイズダムでは「mice(時にmouses)」
Longmanでは mouses
Cobuildでは、mice として、カッコ書きで"mouses" can be usedとあり
Merriam Websterでも"also mouses"とありました。

というわけで、どちらでもよいという感じなのでしょうか。確かに、新聞や雑誌の記事でも両方とも使われるようです。英語版wikiでは、miceの方がmore commonと述べられていますね。そっか〜。

とはいえ、同じ悩みを持つネイティブも多かったようで、ネットを探してみたところ、mice vs mousesのスレッドや記事が結構いろいろ見つかりました。mice派とmouses派の両方をどこでも見かけます。

興味深かったのは、
「自分なら『2つのmice? いや、mouse? まあどっちでもいいや、それを持ってきて』って、ジョークめかして言うと思う」という意見。やっぱり、ネイティブでも抵抗あるんでしょうね。

あと、この問題を回避するために、マウス製造会社が自社製品を紹介するときなど、どうしても複数形にしないといけないときは、mouse devicesと言うそうで、「うまい!」と思いました(笑)。これならどっち派からも文句が来ないですね。


マウスが生まれてからもう数十年が経つのに、未だに確定的な用法が決まらないとか、ネイティブでも違和感があるというのは、単に、複数形で使う機会が少ないからだと思われます。つまり、どちらの形であれ、耳慣れていないので違和感を感じるということですね。確かに、私自身の経験では、マウスの複数形が必要な話をしたことがないように思います。考えてみれば、英語だけでなく、日本語でもあんまり複数のマウスの話をした記憶がないので、こうなるのもむべなるかなでしょうか。マウス自体は、毎日のように使う機器ですから、ちょっと面白い現象ですね。

ちなみに、意味によって複数形が異なる単語は、いくつかあります。

penny
→ pence 「ペンス(お金の単位)」
→ pennies「1ペンス硬貨」

brother
→brothers「兄(弟)」
→brethren「信者仲間」

この他、cloth「布、ふきん」の複数形はclothsですが、clothesと書くと「服」になるとかですか。


mice/mousesについては、どちらかに耳慣れるまでは、上記のmouse devicesを使わせてもらって、あとは全部theyとかthese devicesとか言ってお茶を濁そうと思います(笑)。


posted by blog at 14:57| 英語関連

2020年01月27日

遠隔地からの受講生


昨日は、一日集中レッスンのため、中国地方から受講生が来られました。

高校1年生の女の子で、中学1年の時から年に1度ほど受講されています。
昨年のレッスン後に無事に英検2級に合格されたので、さらに準1級と受験対策を視野に学校の勉強を行いつつ、また、効果的な自宅学習のやり方を実践練習するという内容でした。4時間半の長丁場でしたが、熱心に受けてもらえて飲み込みも早く、この先が楽しみであります。

一緒に来られたご両親によると、ご自宅からはそこまで遠くないそうで、さらにステップアップを目指して、もう少し回数を増やして受講したいとのこと。今回もご本人の希望で申し込まれたと聞いて、よかったです。これまでは毎年この時期でしたが、次は春休みか夏休みでしょうか。年に数回来ていただけると、継続的なカリキュラムを組むことができますのでいいですね。

もともとはお父さんが私のレッスンを受講されていたのですが、その後、娘さんが来られるようになりました。親子二代で、しかもこんな遠距離から受講していただいて、感謝です。

posted by blog at 19:14| レッスン

2020年01月20日

5本指ソックス

初めて5本指ソックスというものを履いてみました。
指と指の間に布があるのは不思議な感触ですね。
血行が良くなるそうで、心なしか、普通の靴下よりつま先が冷えない気がします。

ところで、5本指ソックスを英語で何と言うのか分からなかったので、とりあえず

5-toe socks (toeは「足の指」)

と入力してググってみたら、そのまんまでした。gloves→mittensみたいに、特別な名前があるのかと思いましたが、そうではなかったようです。

英語版wikiでは、toe socksが見出しで、別名として

fingersocks
glove socks
5-toe socks
digital socks

を挙げています。toe socksが見出し語ということで、これが一番よく使われるのかもしれません。Amazon.comとAmazon.co.ukで商品名を検索すると、たしかに使用例は多かったです。なお、4つ目のdigital socksは「デジタルの靴下」ではありません、念のため。digitalはこの場合「指の、指のある」の意味です。名詞のdigitは元々「指」の意味で、数字を指で数えていたことから、「数字、桁」という意味でも使われるようになったというのをEtymology dictionary「語源辞典」で読んだ覚えがあります。これの形容詞形ですね。

あと、英語版wikiでは、toe socksのvariant「変形、別種」として、日本の足袋が紹介されています。思いつきもしませんでしたが、言われてみれば確かにその通り。親指と残りの指で別れているため、下駄や草履でも履けると書かれていて、なかなか深い説明がされていました。英語版で日本のことを学ぶというのも面白いです。


posted by blog at 10:29| 英語関連